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【院長ブログ】『令和5年8月、涼と静を求めて、軽井沢、浅間牧場、そして会津高原高杖原』

地球の温暖化によるのでしょうか。
最近の夏の暑さは厳しいものがあります。
『涼を求めて軽井沢へ』という表現は今では通用しない気もします。
新、旧軽井沢においては、確実に冷房装置が必要でしょう。
少し山に入れば無くても済むのかも知れません。
その暑さと多くの来軽者により、どこか涼しい場所に移りたいという気持を持つ現地の人がいても不思議ではありません。

するとその場所はどこか。
手取り早い地として『北軽井沢、浅間牧場』がいいという考えが浮かびます。

40年ほど前、《三井の森 中軽井沢の別荘地》が売り出されたとき、家族と販売所を訪れました。
「2区画買いなさい。」と担当者に言われました。
新規に医院を開業することを考えていたので返事ができませんでした。
すると同時販売の《王領地の森》をすすめられ『せせらぎのある地』という語が強く記憶に残りました。

高校生のとき、草軽電鉄が廃止になるということで《鼻曲山》に登り温泉に浸りトロッコ列車に乗りました。
1年上の人と一緒でした。秋だったと思います。

その何十年かの後、家族と一緒の彼と偶然《星野温泉 太陽の湯》において会いました。
夏のことです。
あの山行からこの辺、軽井沢が気に入りましたと話してくれました。

その彼が《王領地の森》に山荘を造り、招待されましたが、開業した直後、出席することができませんでした。
「軽井沢町の貯木場に行き廃材を手に入れ薪を作っている。」と聞きました。

5-6年前、連絡しないで彼の所に尋ねていきました。
《浅間牧場》のすぐ近くに別荘地はありました。
区画が100-150坪と小さく建物は多くはありません。
奥さんとともに会いました。
しかし、話す内容はほとんどありません。
元気であることを確認できました。
東京生れ育ちの2人がずっとその場に住んでいることに、敬意のような感情を私は抱きました。
車のない私には《王領地の森》は余りにも遠い。

そして【涼と静を求める】と、
川間駅からは東武・野岩鉄道に乗り会津高原尾瀬口下車、バスにて高杖原がいいと考えます。
この8月のお盆の時期、家族が軽井沢に行かず田舎に行くというので、高杖原に行くことにしました。

令和5年8月13日(日)晴。
8:04 特急リバティきぬ春日部発、9:35 鬼怒川温泉着、
9:37 会津エクスプレス 鬼怒川温泉発、10:20 会津高原尾瀬口着。
列車は会津鉄道のディ―ゼル車です。
特急電車に乗っていると気付きません。
エンジンの音が大きくなったり、小さくなったり、もともとローカルな線ですが、名も知らない僻地を走っているような錯覚に陥りました。
新聞の片隅にこの車輛が中部地方の鉄道会社の中古のものであり、1輛100万円という記事を見つけました。

あるテレビドラマに《音鉄》の人物が出てきました。
このディーゼル音について専門的な発言をしていました。
会津若松行なのですが、この日は喜多方行と放送していました。

そば《おり田》まで歩きました。
11時開店の10分前に着きました。
中びんビール、天ぷら盛り合せ、せいろ大を注文。
えび2本、舞茸、アスパラガス、ミニトマト、それにさつまいも。
いつも丁寧に揚げてくれています。
客2組が来ました。

私より高齢の主人が駅まで車に乗せてくれるといいます。
それほどの距離ではありませんが、歩くのはきつく助かりました。

30分ほど待ち、12:35 バス発、《きこりの店》にて下車。
店内は変りありませんが、大きな重厚な一枚板は少くなっています。
いい時に3テーブルを求めておいて良かったと思います。
榀の木のテーブルを軽井沢の山荘に置いてありますが、誰もその良さに気付いてくれません。

しばらくして息子さんが車に乗り迎えに来てくれ、《ペンションロマネスク》に到着しました。
「今日は暑い。」と、息子さんもお母さんも言いますが、私には涼しく感じました。
3年ほど前に来た夏は暑かったことを覚えています。
いい風がペンションの中を吹きぬけていったことを記憶しています。
部屋に入ると網戸付きの小窓から自然の風が入り、
ベッドの上に横になりぼんやりしていると眠っていました。

夕方6時、《白樺の湯》へ行くようすすめてくれました。
《アストリアホテル》の駐車場は多くの車が停っていました。
仙台、杉並、柏…各地のナンバープレートが付いていました。

夕食は、息子さんが釣ってきてくれた天然岩魚の塩焼、桃の冷製スープ、ビーフシチュー、ごはん、シャーベット、紅茶。

何年前でしょうか、同じお盆の夜、
ホールは20名くらいの人で満席、一番奥の隅の席において同じ料理をいただきました。
ごはんが美味しく2皿追加させてもらいました。

今夜は私ひとり。
台風によるのでしょう。何組か取り消しになったといいます。
娘さんが父も体力的に以前のようには多く作れないと話してくれました。

令和5年8月14日(月)晴。
小窓を開けたまま眠れました。
窓から森の樹々の枝が風に揺れているのが見えます。
青空と白雲、高原の風景です。

朝食は自家製のパン、フルーツ、レタスとオムレツ、それにコーヒー。
昼食は民宿街のはずれにある《SONG BIRD》へ。

この前来たときカレーをいただいたので、今日はペペロンチーノにしましたが、ガーリックと鷹の爪がビックリするくらいの辛さでした。
野菜サラダ、コーヒー付き、1,000円。
主人が苗から育てたという摘みたてのトマトが美味。

会津駒ケ岳が望めるそば畑は白い花が付いたばかり、やや時期が早い感じがしました。
芝生に覆われたグラウンドでは市立船橋高校サッカー部の生徒達が練習していました。
90名が3軒の民宿に分宿し、学校名の記入のあるバス2台がその宿の前に停車していました。

《白樺の湯》に入浴した後、夕食。
ビシソワーズ、《シャリアピンステーキ》、ババロアと紅茶。
この宿のオーナーは帝国ホテルにおいて著名な《村上 信夫 シェフ》の薫陶を受け、
たった1人の客のために心のこもったありったけの食事を出してくれました。
シェ村から仕込まれたであろう料理人の心得、精神といったものが十分伝ってきて、私は『有難い』という気持にさせられていました。

令和5年8月15日(火)くもり時々雨。
朝食はフレンチトースト、フルーツ、レタスとソーセージ、それにコーヒー。
食べ慣れた食事でした。
酒は、今回缶ビール1本にしておきました。

これで1泊、10,000円をごくわずか超える料金でした。
「値上げさせていただきました。」とお母さんは言いました。

息子さんに車に乗せてもらい八総へ。
バスに乗り駅に出ました。

11:08 リバティ会津、会津高原高尾瀬口発、13:41 春日部着。

午後2時過ぎ帰院できました。
台風の影響でしょうか、急に雨が降ったり、陽が差したりしました。


【涼と静を求めて】会津高原高杖原に行きました。
リゾート地として高杖原は『ど田舎』です。
軽井沢は『大都会』です。
両者のいい所を使い分け、季節を選びまた出かけたいと思っています。

 

【参考サイト】

三井の森 中軽井沢の別荘地

王領地の森

草軽電鉄

鼻曲山

星野温泉 太陽の湯(*現、トンボの湯)

音鉄

そば《おり田》

浅間牧場

きこりの店

ペンションロマネスク

白樺の湯

アストリアホテル(会津)

SONG BIRD(会津)

シャリアピンステーキ

村上 信夫 シェフ

 

令和5年 8月31日(木)記
川間太田産婦人科医院
院長 太田 八千穂

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