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お知らせ

【院長ブログ】『平成26年1月手術5例(子宮脱手術2例、膣式子宮全摘術1例、腹式子宮全摘術1例、子宮筋腫核出術1例)。』雪の会津田島 ≪雪は降るあなたは来ない~いくら呼んでも♪ ≫

※①住所 ②年齢、出産回数 ③初診から手術まで ④手術時間など

■子宮脱手術
【症例Ⅰ】

①千葉県柏市
②63歳、経産3回
③平成20年2月膀胱瘤に気付き、近隣市立病院 泌尿器科受診。TVT手術施行。同年8月同科にて前膣壁形成術施行。平成21年ごろ近隣大学病院 産婦人科紹介される。以後62mmペッサリー挿入される。平成23年8月9日同院より近隣産婦人科紹介される。萎縮性膣炎、エストリール膣錠入れ、11月59mmに変更。平成24年11月ペッサリーによる膣部のびらん潰瘍による出血認める。平成25年6月子宮下垂感あり手術希望。『膣式手術を数多く手掛けている先生に』と当院紹介され、11月26日受診する。ほぼ完全子宮脱。
④平成26年1月10日入院、11日手術、前回手術瘢痕気になるものの問題なく術進む。手術時間29分、1月21日退院。

【症例Ⅱ】

①茨城県つくば市
②78歳、経産2回
③平成25年12月子宮が下がった感あり出てきたという。前回の当院長ブログにつくば市の先生から電話をもらった人。平成26年1月4日当院受診、完全子宮脱。
④平成26年1月17日入院、18日手術、やりやすい症例。手術時間40分、1月28日退院。

■膣式子宮全摘術
【症例Ⅲ】

①千葉県鎌ケ谷市
②43歳、経産1回
③平成25年12月7日夫の会社の検診にて、貧血Hb7.1g/dl指摘される。パソコンにて当院知り12月9日当院受診。子宮超リンゴ大、附属器ふれない。31歳にシロッカー手術済。やりにくそうな症例。『是非、膣式手術を』と言う。12月15日再診、胸腹部単純レントゲンDIP施行。同時に術前検査一式、採血Hb7.8g/dl、鉄剤注射及び内服。本人も近隣医にて同処置続ける。
④平成26年1月10日入院、Hb11.6g/dlに改善、11日膣式手術。前回手術のためと子宮内膜症を思わせる所見より子宮の下がりが悪く難。手術時間45分、摘出物270g。

■腹式子宮全摘術
【症例Ⅳ】

①埼玉県桶川市
②47歳、経産1回・31歳に子宮外手術済(右卵管手術、筋腫核出術)
③平成24年9月近隣医にて筋腫分娩切除、平成25年1月近隣大学病院にて『子宮が変性しているが、悪いものではない。』と言われ、3ヶ月ずつ通院をすすめられる。11月再診『変りない、また3ヶ月後に。』と言われる。12月出血あり。止血のためにピル内服するよう言われるも止まらない。12月30日別の病院にて筋腫分娩の診断。平成26年1月3日同大学病院再診、筋腫分娩の診断。6日リュープリン注射Hb8.7g/dl。『2回手術が必要。はじめ筋腫分娩とり、その後、腹腔鏡手術』と言われる。パソコンにて当院知り、1月19日当院受診。子宮手拳大、附属器ふれない。筋腫核出していて、膣式手術を希望するも、腹式手術をするべきと説明する。術前検査一式、採血Hb12.1g/dl。
④平成26年1月24日入院、25日腹式子宮全摘術。前回の手術による癒着もなく、やりやすい症例。手術時間35分、摘出物390g。摘出子宮割面にて拇指大の粘膜下有茎筋腫及び拇指頭大の粘膜下筋腫あり、いつ出血してもおかしくない様子であった。術直後Hb10.5g/dl、2月4日退院予定。

■子宮筋腫核出術
【症例Ⅴ】

①埼玉県春日部市
②38歳、未婚未産婦
③平成25年11月ブライダルチェックにて子宮筋腫、Hb10.9g/dlと言われ、12月5日近隣市立病院受診、開腹手術と言われMRI施行、Hb9.6g/dl。パソコンにて当院知り、12月9日当院受診。子宮超リンゴ大、附属器ふれない。12月27日再診、当院にて手術したいと言い、術前検査一式、採血Hb13.1g/dl。
④平成26年1月10日入院、11日手術。手術時間44分、摘出物 大260g・小120gなど、計410g。内膜には達していない、妊娠は問題ないと考える。1月21日退院、Hb13.7g/dl。

※【症例ⅢやⅤ】のようにブライダルチェック、夫の会社の検診にて強い貧血によって子宮筋腫が見つかったり、【症例Ⅳ】のように何年か子宮筋腫に悩んでいた例、【症例Ⅰ】のように既に他院にて子宮脱手術を受けていて再発した例。何かそんなに単純ではない例ばかりだ。

■最近のこと

1月12日(日)午前外来をおえ、前日の3例の手術記録、病理組織検査依頼書、紹介してくれた先生への返事、結構時間を要する。
年末年始に比較的入院があり、14:40医院を出て会津田島イタリア料理“せもりな”へ向かう。15:13春日部発‐18:33会津田島着。
雪。越後湯沢や六日町の雪は知っているが、田島が同じくらいの深い雪に驚く。アダモの『雪は降るあなたは来ない~いくら呼んでも♪』という歌詞が頭に浮かぶ。
“せもりな”の薪ストーブを見たくて来た。ほぼ満席。赤ワインを飲み同席している人と話していると、会津高原駅プラザ憩の家の店長だった人と同級生だと言う。今呼ぶからと、電話するとすぐ見え一緒に飲み話す。この人の知人の奥さんが子宮筋腫で手術して下さいと紹介してくれ、膣式に子宮を取ったことは、もう10年ほど前のことだ。
閉店後、駅までの雪道を駅まで車に乗せてくれた。紅葉の観音沼、猿楽台の蕎麦畑の白い花を見に来て下さいと言われる。新しい発見のある夜だった。
1月13日(月)朝食後、雪の中、会津高原尾瀬口へ。下車し憩の家へ。 数日前精米したばかりの米30kgを送ってもらい、その代金を払い、蕎麦処おり田に送ってもらう。いつも無口なママがえらく話をしてくれ楽しかった。
店主の車に駅まで送ってもらう。連休なのに『雪は降るお客は来ない~いくら待っても♪』と口ずさんでいた。
また電車に乗り鬼怒川温泉下車、ハーベストホテル鬼怒川へ。1年前『ひとりでもどうぞどうぞ。』と泊めてくれ、居心地が良かった。さすが東急さんだ。山崎ウイスキー2杯と食事、部屋でぼんやりテレビを見、眠る前にもう一度温泉へ。静かだ。
翌14日(火)10:15 鬼怒川温泉発スペーシア‐春日部乗り換え‐川間駅で駅前の不動産屋の正午のチャイム曲が鳴り響いていた。
14:00約束の人が遅れるという電話があり、15:30来院、入院処置する。

こんな何でもない正月休みであった。



平成26年1月31日(金)記
川間太田産婦人科医院
院長 太田 八千穂

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