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【院長ブログ】平成25年10月、11月手術 計7例手術する。特に<未婚、月経困難症、巨大な子宮筋腫>について。

■『柿が赤くなる頃、医者が蒼くなる』と医師になりたての頃、母親から言われたことがある。
その通り。10月、11月は手術が少なく、子宮脱手術5例、膣式子宮全摘術1例、腹式子宮全摘術1例でした。
今回は、未婚、月経困難症、巨大な子宮筋腫について主に記してみます。

※①住所 ②年齢、出産回数 ③初診から手術まで ④手術時間など

【症例Ⅰ】

①埼玉県さいたま市大宮区
②48歳、未産婦
③22歳、都内の病院にて子宮筋腫の診断。平成24年6月、横浜の日赤病院にて子宮筋腫の診断。平成24年9月~平成25年2月リュープリン1.88、6回済。
平成25年7月10日当院受診。子宮底臍下一横指にまでおよぶ小児頭大子宮筋腫と診断。 貧血Hb9.7g/dl。アレルギー有りと言い、麻酔が心配ということで、7月20日麻酔科の先生の診察を受けてもらい安心した様子。リュープリン1.88注射し、貧血の治療もおこなう。9月2日、10月3日、同処置リュープリン計3回済。
10月20日レントゲン検査。診察すると子宮手拳大と大分小さくなる。Hb13.9g/dlと改善。10月25日入院、26日手術。
④初診時に腹式でなければ出来ないと話してあるものの、下腹部正中縦切開か横切開かは決めていなかったが、手術時、横切開可能と判断。横切開による限度の手術であったものの出来た。両附属器残す。
手術時間48分。摘出物650g、出血量170ml。
初診時には考えられないくらいスムーズにいった例。
本人の『一所懸命という態度』が良い結果に繋がったと考える。即ち、受診者の手術を受ける心構えが必要です。

【症例Ⅱ】

①千葉県船橋市
②46歳、2回経産
③平成24年9月市川市の医院にて子宮筋腫の診断。人から当院を聞きパソコンを見て来院。平成25年10月4日入院、5日膣式子宮全摘術。
④手術時間29分。摘出物160g、出血量128ml。やりやすい症例。

【症例Ⅲ】

①埼玉県三郷市
②60歳、2回経産
③約20年前、都内の病院にて子宮脱の診断。ペッサリー入れ、2年前ひどくなった。
今年に入り、三郷市の産婦人科受診。体操しろと言われる。当院のタウン誌記事広告見て、平成25年9月14日当院受診。完全子宮脱。10月4日入院、5日手術。
④手術時間46分。摘出物100g、出血量160ml。

【症例Ⅳ】

①埼玉県越谷市
②83歳、未産婦
③2年前、子宮脱気付く。うずらの卵大、その後変わらないものの近隣市立病院受診し、同診断。妹さんが当院のタウン誌の広告記事を見て、平成25年9月28日受診。完全子宮脱。10月11日入院、12日手術。
④手術時間35分。摘出物120g、出血量28ml。

【症例Ⅴ】

①千葉県柏市
②66歳、2回経産
③第2子出産後、子宮が下がった感じがした、32歳。10年前より少しずつ出てきたものの、婦人科医受診せず。2年前、子宮がん検診時、子宮脱と診断。手術すすめられる。友人から当院のことを聞き、娘さんパソコンにて調べる。平成25年10月23日受診。完全子宮脱。11月8日入院。9日手術。
④手術時間40分。摘出物50g、出血量74ml。

【症例Ⅵ】

①茨城県つくば市
②72歳、3回経産
③平成24年秋、子宮脱気付くも放置。最近、近隣医より近隣大学病院紹介されるも、3ヵ月後来院指示される。当院のタウン誌記事広告見て、11月7日来院。子宮脱の診断。
④手術時間39分。出血量56ml。

【症例Ⅶ】

①千葉県柏市
②80歳、2回経産
③75歳、子宮脱気付き、近隣医受診。ペッサリー入れ、他2、3軒受診するも同様の処置。柏の先生より紹介され、平成25年11月17日当院受診。子宮脱の診断。11月29日入院、30日手術。
④手術時間1時間8分。摘出物50g、出血量142ml。ペッサリーによる膣壁の潰瘍(+++)。



平成25年11月30日記
川間太田産婦人科医院
院長 太田 八千穂

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