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【院長ブログ】病室からの桜 膣式子宮全摘術2例

●病室からの桜 膣式子宮全摘術2例

2階の病室の1つからの桜の花は綺麗です。大きな窓いっぱいの桜は見事という他ありませ ん。眼の高さで、近く、まるで日本画ではないかと思えるほどです。中ぐらいの大きさの濃い緑色の野鳥が数羽きて、花の芯をついばめています。夜、病室の光 に浮き出された色は美しい、あるいは妖しい感じです。3月、膣式子宮全摘術2例ありました。

※①住所 ②年齢 ③初診から手術まで ④手術時間

【症例Ⅰ】

①千葉県我孫子市
②49歳 2回経産
③平成25年2月我孫子市の病院にて子宮筋腫の診断。慈恵医大柏病院に紹介される。Hb9.9 粘膜下筋腫でピルは使わない方が良いと言われ、その先生が 膣式で取れると思うが開腹することあり得る。4月から他の病院に勤務することになる。当院長のことを告げたか判らないがパソコンにて当院知り受診する。3 月15日入院、16日手術となる。初診時 Hb9.3
④手術時間43分、摘出物200g、出血量130ml、全体としてやりにくい例でした。

【症例Ⅱ】

①千葉県柏市
②45歳 1回経産、29歳 慈恵医大柏病院にて卵巣のう腫手術済(開腹、横切開)
③平成24年7月、柏で盛っている女医さんのレディースクリニックにて子宮筋腫 Hb8.3 貧血の治療行う。平成25年1月当院紹介される。2月当院受診、Hb14.6、子供の学校の春休み手術希望。3月22日入院。23日手術。
④手術時間36分、摘出物240g、出血量186ml、前回手術による癒着なし。やりやすい例でした。


第1例の人がその病室にいて、桜の咲きはじめで退院の頃ほぼ満開。第2例の人をすぐ移す。春休み希望ということが、立派な贅沢な花見ができますよ。

撮影:平成25年3月29日

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平成25年3月26日記
川間太田産婦人科医院
太田 八千穂

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