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院長ブログ更新しました。『令和5年10月、連休の軽井沢と開成傘寿の会』(2023年10月31日

~【連休の軽井沢】~
令和5年10月8日(日)くもり
3:29 あさま大宮発、14:15 軽井沢着。
軽井沢駅のコンコースに紅葉祭の店が多く出店していました。
人もいます。
しなの鉄道にて中軽井沢へ。
駅からいつもの通り国道に沿い上っていきました。
信号を渡り、この前まで更地だった場所に建物が2軒建っていましたが、まだ開店していません。

《ハルニレテラス》を通り山荘に午後4時に到着しました。
《隣の金子さん》宅に寄り、自著《登り道~鳥甲山から産婦人科へ》を手渡しました。
山荘には子と孫がいて、今日ゴルフをしてきたと言っていました。
家庭用の焼肉用のプレートに、子が肉、野菜を炒めはじめ、味付けなど、色々講釈を言っていました。
ビールを飲み話を聞きました。
紅葉はまだ早い。

令和5年10月9日(月・スポーツの日)くもり時々雨
夜中に雷が鳴り雨が降りましたが、朝には止んでいました。
子と孫が簡単な朝食をとり帰っていきました。

午前11時半、カミさんと《新宿スカラ座》に出かけました。
1人カウンターに客がいましたがすぐ帰りました。
ともに”かわり雑煮”をいただきました。腹もちがいいからです。
コーヒーもいただきました。
「つい最近、テレビ番組《じゅん散歩》に当店が出て、高田純次さんらスタッフ一同にこの雑煮を出すつもりでしたが、時間がなくてコーヒーだけを飲んでいきました。動画の中に出てきた老夫婦は東京の新宿の店で知りあった人だ。」と話してくれました。

《風越学園》の話が出ました。
東京、月島、勝どき、有明辺りのタワーマンションを世帯年収が1,000万円以上かつ正社員というスーパーカップルが購入するとか聞きます。
30-40代の若い夫婦の一部がマンションではなく軽井沢に住宅を求めこの学校に入学させると聞いたことがあります。
「学童は自由な教育に大いに満足しているものの、親は躾について心配という声がある。」と、ママが話してくれました。

以前、ママが「《風越学園》を卒業したら、インターナショナルスクールの《アイザック・ISAK》に進学させ、商社勤務。」と話してくれました。
大学は日本ではなく、海外になるのでしょうか。商社も同様です。
子供の中学校の説明会に出席した時、相当癖のある校長が
「この生徒の教育が成功したか、失敗したかは、30歳あるいは40歳になった時に判断する。」という発言を強く記憶しています。
どんな時代でも教育は変らないと私は考えます。

山荘にもどり、夕食後早目に眠りました。

令和5年10月10日(火)晴
朝食後、早くに山荘を出て駅へ。
《かぎもとや》にてもりそば大盛を食し、しなの鉄道に乗り軽井沢へ。
13:57 あさま軽井沢発、14:47 大宮着。
午後4時前に帰院できました。

~【開成傘寿の会】~
令和5年10月14日(土)午後5時
開成37年卒『共に傘寿の会を祝う会』が、新築になった《開成高校》新校舎食堂にて開催されました。
大きな会場でした。
卒業時305名、出席者117名と幹事に聞きました。
『開成学園の近況紹介』を野水 勉校長(昭和48年卒)が報告してくれました。
「近年英語教育を充実させ海外の難関大学への進学を支援するなど、東大にこだわらない姿勢を強める。」と長い時間講演してくれました。

懇親会となり、親しい友人たちと話しました。
そのうちの3名について記してみます。

・山田 克爾さん
2組の成績優秀者の1人です。話しやすい人柄。
休日、新宿の街まで私の成績の悪いという愚痴を聞きに出てきてくれました。
有難かったという感情が強く私に残りました。
東京大学法学部を卒業し運輸省に入省し、福島交通に関わり、
福島県福島市から宮城県柴田町まで54.9kmの第3セクターの阿武隈急行の開通に尽力したと聞きます。

何歳だったか忘れましたが、男の厄年、その厄払いに上総一ノ宮に2組揃って出かけました。
バスは彼が手配してくれました。
この会の後、会う機会がありませんでした。
本日出席していて、あの時のこと感謝の気持を伝えました。

福島の桃は最近耳にします。
よく行く会津高原高杖原の《ペンションロマネスク》にて桃入り冷製スープをいただきましたが、
桃は福島から取り寄せているといいます。
女優《岩下 志麻さん》がテレビドラマに出演していて桃畑が写り、
調べてはいませんが、撮影場所がこの線であると私は勝手に決めこんで見ていました。

・南 陸彦さん
会の半ばに、その名札を付けた彼に会いました。
制帽を被った顔と一致するのにやや時間を要しました。
彼は1組、東大理科Ⅲ類の受験の最初の学年、医科に進学した最優秀の人材です。
もちろん東大医学部卒の医師です。
10年ほど前、口をききました。
「何をしているのですか。」と言うと、「寄生虫をやっています。」と答えてくれました。
今日「寄生虫を続けているのですか。」と聞くと、「臨床、老人」と答えてくれました。
色白、痩身、おだやかな口調、品のいいどこか崇高な近寄り難い雰囲気が伝って来て、
さらに尋ねる気持は起こらず、私は『有難い』という感情につつまれていました。
父親が順天堂大学の数学の教授、本人は前横浜市立大学医学部長と聞いています。

・長谷川 照彦さん
昭和37年卒に長谷川という姓の人が何人いるか知りませんが、この人を私は知りません。
海軍の血を引く開成への入学は夢であると言い、海軍魂を愛することは変らないと記してあります。
慶應義塾大学から三越に入社し英国三越の副社長になり、駐留の仕事の傍らヨーロッパを車で旅したといいます。
その中に『ジブラルタル、英海軍の暗夜の海峡をサーチライトで照らす中、必死に脱出するドイツ潜水艇の光景がありありと見た気がしました。』とあります。
ドイツ映画ウォルフガング・ペーターゼン監督《Uボート》のことだと思います。

私が開業する寸前40歳の頃、観ました。
恩師《辻 啓先生》の膣式三回結紮子宮全摘術を執刀していて出血、
それも大出血に見舞れたとき、どう対処したら良いか教えられました。
膣式手術の術者の心得です。

この映画について記した文を一度も読んだことがありません。
この人が初めてです。
出港時のムシデン、艦内における敵国の《ティペラリーソング》の大合唱、
《アルブレヒト大公行進曲》が演奏される母港の帰還の式の最中、
敵の戦闘機の攻撃により多くの兵士たちが亡くなるラストシーン。
何とも言えない気持ちになりました。

『開成時代我々の履歴書』というDVDを3組の川瀬 晃さんらが作成してくれ、
その中に長谷川さんの一文がありますが、平成14年12月とありますので、
川瀬さんに連絡したところすでに亡くなっているという返事でした。

さらに映画の感想を聞きたかったのに残念です。
当地の医師会の一人の先生から、「この作品は、西ドイツの大河ドラマだった。」と教えてもらいました。

令和5年10月29日(日)
日本経済新聞朝刊に大きく野水 勉校長の記事が載りました。
海外の難関大と共学について書かれています。
前者は会場において、拝聴した通りです。
後者は全く触れられていませんでした。

昭和31年開成中学に入学してからおよそ70年、
『開成における教育は成功した』と言えるのかと考えています。

 

【参考サイト】

ハルニレテラス

隣の金子さん(金子冬美さん)

自著《登り道~鳥甲山から産婦人科へ》

新宿スカラ座

じゅん散歩

風越学園

アイザック(ISAK)

かぎもとや

開成高校

ペンションロマネスク

岩下 志麻さん

Uボート

辻 啓先生の膣式三回結紮子宮全摘術

ティペラリーソング

アルブレヒト大公行進曲

 

令和5年10月31日(火)記
川間太田産婦人科医院
院長 太田 八千穂

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