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辻啓(つじあきら)先生の紹介

川間太田産婦人科医院の看板治療法として掲げられるお腹を切らずに子宮筋腫を取る「腟式三回結紮子宮摘出術」の治療技術を確立した、故・辻啓(つじあきら)先生についてご紹介します。

辻 啓(つじ あきら)氏

故 辻啓氏イメージ

従来、子宮筋腫の手術は"腹式手術"が日本では常識となっていましたが、お腹を切らなくても筋腫の手術ができる場合が意外に多いことに着目し、お産のように腟から行う独自の"腟式手術"を行いました。

その三回結紮子宮摘出術という最新技術は、全国各地から手術依頼が来るほど優れた技術でした。

辻先生の経歴

広島県呉市で生まれた辻啓(つじあきら)先生は、海軍兵学校在学中に終戦を迎えたため、大学受験資格がなく旧制高校に入り東大工学部へ進学。勤務者になるのが心ならず、東大医学部に再入学した。
医師免許取得後、産婦人科教室に入局。長野県町立浅間病院に派遣され、膣式手術にうちこむ。
さらに、富山日赤病院・東京日立病院・同愛記念病院産婦人科部長を経て、東京都板橋区高島平で開業。

「膣式手術には、投影図、立体という概念が大切である」と常々主張していたが、工学的思考によるところ大と考えられる。

川間太田産婦人科医院の医療技術にお任せ下さい!

先生や手術法に関する書籍

故 辻啓氏イメージ

辻啓直筆 『最新婦人科手術改訂第2版』(95年12月発行)・永井書店
宮田親平 『病院選び辞典』(97年1月初版)・文芸春秋社
医療雑誌 『安心』(97年4月号)