手術のための必要知識や注意事項など |
母体保護法では、手術できる条件を以下のように規定しております。
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指定医のみしか行えない |
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本人と配偶者(相手の男性)の同意が必要 |
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未成年者は両親の同意が必要 |
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病気などのため身体に悪影響を及ぼす場合 |
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お金がないため身体に悪影響を及ぼす場合 |
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強姦によって妊娠してしまった場合 |
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妊娠22週未満(6ヶ月半ば)であること |
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6W〜11W |
D&C(妊娠初期) |
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12W〜21W |
妊娠中期 → 母体への影響も考慮 |
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ただし母体の安全性を考えて、第8週〜10週の間に行うのが良いでしょう。 |
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手術前の注意点 |
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麻酔手術を行いますので、当日のご飲食はお控え下さい。 |
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手術後の注意点 |
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手術後は抵抗力が弱まり、感染しやすいので細菌・病原菌に注意しましょう。
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出血は7日ほどで止まります。2、3日は安静にし再検診を必ず受けて下さい。 |
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手術スケジュール |
経産婦(出産経験のある方)と未産婦(初めて出産される方)とでは、手術内容や所要時間が異なります。経産婦の方は、朝9時に来ていただければ、その日に手術ができます。 |
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<経産婦> |
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<未産婦> |
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診察 |
手術の前日にラミナリアまたはメトロを使用して頸管を広げておく |
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手術 |
頸管が硬く子宮に傷が付きやすいため、細心の注意が必要 |
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朝9時に来院した場合、当日手術が可能なため入院は不要 |
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入院 |
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費用 |
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また、未産婦(出産経験のない方)で、週末を利用して手術を希望される方は、金曜日の夜9時くらいまでに来院していただければ、特別に夜間診療を承ります。1日ラミナリアを投入して頸管を広げますが、当日はご本人の希望により入院することができます、翌日の土曜に手術が可能です。翌月曜日からは通常とおりに出勤して頂けます。 |
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土曜日に来院した際に、そのまま入院もできます。(必ず連絡後にお越し下さい)また、当日の入院に関してどうしてもご都合の悪い方は、その旨を初診時にお伝え下さい。 |
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初診→入院→退院までは2日〜5日を要します。(平均は3日です) |
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その他 |
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入院時に必要なもの |
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本籍の分かる身分証明書(免許証など)、印鑑、ナプキン
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手術後にしなければならないこと |
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死亡診断書を役所に提出しなければいけません |
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摘出した胎児の火葬を行わなくてはいけません |
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