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ドクターズ コラム


ひとりで悩まないで

子宮脱、早めの受診で不安解消

Q:69歳の主婦。前々から気になっていたのですが、最近膣部に異物感を感じるようになりました。確認すると内部が痔のようにはみ出しています。歩くときはもちろん、何気ない作業でも膣部の違和感が気になります。時折尿失禁があり、排尿時に痛みを感じます。やはり治療が必要でしょうか。

A:高齢化社会に伴い、このような悩みを抱える方が増えています。
 ご相談者の場合は膣口から子宮内部がはみ出す「子宮脱」の状態と考えられます。
 この症状は主として出産回数が多い、あるいは長時間にわたるたち仕事や下腹部に力の入る仕事に関わっている方に多くみられますが、最近では専業主婦や若い年齢の方々の相談者も増えています。
 そもそも子宮脱とは、子宮を支える骨盤内の筋肉や靭帯がゆるむことから起こる症状で、根治手術としては、膀胱底形成術、膣式子宮全摘術、骨盤底形成術があります。
 川間太田産婦人科では、膣式手術の権威、故・辻啓先生が提唱される通り、これらを一度に行います。膣式単純摘出術は、開腹手術に比べ傷跡が残らず、手術時間は1時間から1時間10分です。入院も術後10日ほどで身体への負担も軽くて済みます。子宮脱は、高齢者に多く、当医院では92歳になる高齢の方も手術をして元気に退院されました。ほとんどが腹膜外手術のため回復は良好で再発例がありません。
 子宮脱の症状をこのまま放っておくと、疲れがひどくなり歩行困難を起こし生活に支障をきたすことになりかねません。当医院の太田八千穂院長はさきごろ刊行された『暮しと健康10月号』でも紹介されるなど確かな技術に定評があります。まずは受診されることをおすすめします。





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