平成27年10月、子宮脱手術1例~開成高校 昭和37年卒 2組クラス会、開成山岳部100周年記念祝賀会、さらに《山ぼうし》にてMIYUKI TANGO Trio Live聴く~
※①住所 ②年齢、出産回数 ③初診から手術まで ④手術時間など
■子宮脱手術
【症例Ⅰ】
①埼玉県越谷市
②70歳、経産2回
③平成26年秋、子宮脱気付くも放置。友人がタウン誌に載せた当院の記事広告の切り抜きをくれ、当院知る。
平成27年9月18日初診、子宮外陰部まで出る。10月18日胸腹部X-P、DIP施行。
平成27年10月23日(金)入院、10月24日(土)手術、11月3日(火)退院予定。
④脱の程度軽、子宮の伸び悪く、やりにくい症例。手術時間41分。
~開成高校 昭和37年卒 2組クラス会、開成山岳部100周年記念祝賀会、さらに《山ぼうし》にてMIYUKI TANGO Trio Live聴く~
■ 開成高校 昭和37年卒 2組クラス会
平成27年10月17日(土)午後4:00、八丁堀香取鮨
卒業時53名、現在46名、ハガキ回収43、出席予定者34名、出席者30名。
■開成山岳部100周年記念祝賀会
平成27年10月25日(日)午後1:30、日暮里ホテルラングウッド
■MIYUKI TANGO Trio Live
平成27年10月27日(火)午後6:00、《山ぼうし》
ピアノ 佐藤 由紀、ハンドネオン 川波 幸恵、コントラバホ 清水 良憲
ライブは《オテル ヴィクトリア 》"HOTEL VICTORIA"から始まった。
テンポの早い演奏に戸惑っていると、聞いたことのある主題が出てきて、
何という曲だったかなぁと考えているうち、佐藤さんが『ホテル ヴィクトリア』と説明。
ああ、"オテル ヴィクトリア"だ。
中学、高校さらに医師になりたての頃の事を想い出すには、タンゴが一番ふさわしい。
【山・タンゴ・膣式手術】ーこれら全てに一生懸命だった。
中学2年あるいは3年、ラジオから聞こえてくる《カミニート》を耳にすると、
『成績が上がらないなぁ』という事が忘れられていた。
これがタンゴとの出合いであり、以後、注意して聞くようになった。
昭和27年卒の竹内 弘和さん(実弟が昭和30年卒、竹内 道雄さんであり、京都大学学士山岳会山岳部リーダーを務めた)が長い時間話された。
日本山岳会、あるいは京都大学学士山岳会において『山はスポーツか文化か』と大激論があり、結論が出ず、意見が半々であったという。
中学1年、夏山、上高地小梨平、西穂高岳独標、焼岳。
中学2年、夏山、表銀座、燕岳‐槍ヶ岳‐上高地。
はじめて見た燕山荘からの《北アルプス》は極めて印象深い。
20歳ごろから神田神保町《ミロンガ》に通い詰めた。
日本読書新聞 高岡 武志 さんと知り合う。
金曜日、刷りたての同紙をもらう。
解説あり、文章あるいは文学について教えられる。
耳からは、アルゼンチンタンゴ、ポルテニア音楽が聞こえる。
日本において女性のバンドネオンひきは5名程、川波さんは今年アメリカにて賞をもらったという。
1メートル半程の席に居て、バンドネオンを聴いた。迫力あり。
"ラ・クンパルシータ"は演奏する機会も多いのだろう、聞けた。
"たそがれのオルガニート" "フェリシア"...聞き慣れた曲を聞くうち、少し涙ぐんでくることを覚えた。
そして思いついた。タンゴは何か、哀しい音楽である。
一般的に『悲しい、淋しい、思うようにならない』というような否定的な感想であるが、私が一番気に入っているのは、他の音楽にはない『やりやがったな、この野郎』という感情である。
そして、次に『わずかに希望のような想い』があるのである。
今回のリサイタルにおいて、"エル・エスキナーソ"
(佐藤さんは'交叉点'と紹介していたが、'街角'という日本題を記憶している)のミロンガが良かった。
はじめにも触れた通り、ロックという音楽(?)のせいか、やたらとテンポが早く聞きにくい。
もっとゆっくりした方がタンゴにはふさわしい気がする。"さらば草原よ"のバンドネオンの弾き語りを聞いてみたい。
【参考サイト】
■≪開成山岳部100周年≫
■≪MIYUKI TANGO≫
■≪珈琲工房 茶亭 山ぼうし≫
■≪オテル ヴィクトリア"Hotel Victoria"≫
■≪カミニート"Caminito del taller"≫
■≪北アルプス(登山マップ)≫
■≪ミロンガ≫
■≪日本読書新聞 高岡 武志≫
■≪ラ・クンパルシータ"La cumparsita"≫
■≪たそがれのオルガニート"Organito de la tarde"≫
■≪フェリシア"Felicia"≫
■≪エル・エスキナーソ"El esquinazo"≫
■≪さらば草原よ"Adiós pampa mía"≫
平成27年10月31日(土)記
川間太田産婦人科医院
院長 太田 八千穂
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