院長ブログ更新しました。『令和4年10月 ①埼玉旧北川辺町にてうなぎを食す。②昭和37年開成高校卒業2組のクラス会に出席する。』(2022年10月29日)
【①埼玉旧北川辺町にてうなぎを食す】
■令和4年10月10日(月・スポーツの日)曇り
南栗橋の東武鉄道の一戸建住宅の販売所の所長を永らく務めていた、私と同年令の人物と今回一緒です。
午前11時 春日部駅にて待ち合せました。
《特急リバティ》日光行の3輌が到着、上り線にも同様の浅草行の3輌が来ました。
ダイア改正により快速がなくなり《特急リバティ》になってしまいました。
6輌のうち前3輌が会津田島行、後3輌が日光行と心得ていましたが、この時間は同3輌になっています。
効率的であり評判もいいと聞いたおぼえがありますが、どんなものでしょう。
続けて急行南栗橋行が来ました。
終点にて下車、向いのホームの日光行のワンマンカーに乗りかえ、3つ目の柳生駅にて下車しました。
快速あるいは特急列車に乗りこの駅を通過するばかり、下車するのは初めてです。
改札口を出て数百メートルの所に《うなぎ丸一》がありました。
人気のない自転車預かり所と閉店した不動産店がある何もない駅前通りです。
かつて当院を開業したばかりの頃、埼玉県立北川辺高校卒の若いどこかぽかんとした感じの女性が来て、短い時間でしたが働いていきました。
気の良さそうな美人だった記憶があります。
その事によりこの町の存在を知りました。
利根川の向こうの埼玉。同川と《渡良瀬遊水地》に挟まれた町です。
そしてすぐそこに茨城、群馬の県境があり三県が接近している場所です。
NHK『小さな旅』にとり上げられていて、淡水魚の養殖と観葉植物の栽培の町として紹介されていました。
新越谷に現在獨協医科大学病院がありますが、できる前、この地が候補地の1つだったと教えてくれる人がいました。
何もない広い田園地帯です。
その県立高校は廃校になり開智未来高校という私立高校になりました。
大空高くひばりが飛びチーチーという囀り声が聞こえるのどかな地です。
店は比較的新しい建物です。
テーブル席とたたみの小上がり席、奥には広めの広間があり、
夏の土用の丑の日には満席になると若い女子店員が教えてくれました。
うな重上、どじょうの唐揚げ、海老天ぷら、お新香それに生ビールを注文しました。
生ビールのジョッキは大きめです。
熱々の海老天ぷらがおいしい。
どじょうの唐揚げは塩が効いておつまみにいい。
米は東武鉄道の広報誌に《北川辺産こしひかり》とよく載っています。
美味なのでしょう。
隣の席の老人3人組が日本酒と焼酎を飲んでいてご機嫌です。
帰りの電車に一緒になり『どこから来たか』と聞くと、
『草加から2ヶ月おきに来る、ボトルを置いている』という返事。
『あなたはどちらから』と尋ねられ、『川間から』と答える。
『ゴルフコースですね』と言われました。
今度一諸になったとき飲みましょうと誘われました。
どこか楽しい会話になっていました。
南栗橋に下車してみようと考えていたのですが止めました。
早稲田大学、トヨタホーム、さらに東武鉄道が組んだプロジェクトと、
特急停車駅になるという新しい情報がありますが、ホームから見た限り変化は見えません。
それにしても駅前にマンション建設が進められていますが売れるのでしょうか。
半蔵門線をはさみ東急電鉄の中央林間までの直通電車の始発駅です。
しかし東武鉄道の電車庫の大きさにはいつも驚かされます。
あるいは、それほど時間がかからないうちに大きく開発されるのでしょうか。
春日部のりかえ、3人組と別れ、午後2時過ぎには帰院できました。
一緒の彼は新柏なので川間にて別れました。
当院の開業とほぼ同時に《野岩鉄道》会津鬼怒川線が開通しました。
NHKテレビのニュースに『寺の境内に駅ができた』と中三依がとり上げられていました。
しばらくしてその駅に行ってみました。
静かな会津西街道沿いの小さな集落です。
阿部商店という漬物店と知りあい、退院時のお祝としてその店の品物をつけてあげたところ、賞味期限が切れているとひどく憤慨した人がいました。そこまで私は気を配っていませんでした。
それから福島《木賊温泉》の平野物産の漬物を使った記憶があります。
最終的に軽井沢のジャムセットに落ちつきましたが、つい最近まで続けていました。
中三依はわさびが採れ、そば店があります。
同局の『小さな旅』にもとり上げられ、さらにそば街道として報じられていました。
火曜休診日、よく日帰りしました。
その後《男鹿の湯》も開湯しました。
医業の方がどうなるか判らない時、逃げるように出かけた記憶があります。
それから会津高原駅まで足を伸ばしてバスに乗り、不動ガーデンまで行き、そばを食しました。
その店主が民宿軽井沢を教えてくれました。
八総から《会津アストリアホテル》までの上り道の右側に立派なカナディアンログハウスがあり、
同国人が建設するにあたりその民宿を利用したと聞きました。
老夫婦の宿はきわめて居心地のいい宿でした。
正直な嘘をつかないという姿勢が気に入ったのでしょう、何年も泊まらせてもらいました。
しかし朝鮮系中国人の嫁が来て料理がほとんどキムチ味になってしまい、
高杖原の《ペンションロマネスク》に変えました。
オーナーは《村上 信夫》という《帝国ホテル》の著名なシェフの薫陶を受けたというだけあって、
一通り西洋料理を味あわせていただきました。
この後はこのペンションを使わせていただいています。
この連休、紅葉には少し早い気がしますが軽井沢へ行こうと思いましたが、
家族の都合が悪くなったことと、気温も低く雨の天気予報により行きませんでした。
どこにも行かないとつまらない気持ちが残ります。
北川辺のうなぎ店に行き楽しい時間を過ごすことができました。
【②昭和37年《開成高校》卒業2組のクラス会に出席する】
■令和4年10月15日(土)晴
午前の外来終了とともに医院を出ました。
雨が続きましたが今日は天気は良く暖かい。
午後2時 市ヶ谷駅に、南 邦弘、名須川 捷平 両君と落ち合う。
駅前のカフェ・ド・クリエに入ると、山崎 直樹君がいました。
しばらく話し、午後4時開始の会場《アルカディア市ヶ谷》に早めに着きました。
新型コロナウィルス感染症により3年ぶりの集いです。
前回の会から3名が亡くなりました。
出席者20名。
あと1-2年すると満80才になる面々がよく集ったものです。
2組の組主任の山中 覚先生の卒業を控えた最後の授業において
『入学試験の前日の夜、眠る前に眼をつむるとすらすらと答が頭に浮かべばあなたは合格です。』
という発言が私の頭に残っています。
私にはちっとも浮かびませんでした。
医師になりこの言葉をくり返してみると、
『手術の前の夜、目をつむると次々と手術の手順が浮かべば合格です。』となります。
しかし残念ながら、滞りなく術を進めていても、終了時、気になるわずかな出血を認め、
開腹し止血に勤めたことが何回かあります。
これは合格なのでしょうか。
開成では”先生”を”さん”と呼びます。
生物の芦原さんの授業は面白く興味を持たせてくれた内容でした。
堀越 康裕君はある市立大学医学部に合格しましたが進学せず、東京の有名私立大から大手企業に進みました。
10数年前大病を患い開成の後輩の内科医に助けてもらい『命の恩人です』と以前話してくれました。
医科志望はあるいはこの先生の授業から発っしているのかと私は考えました。
本人は『医の道は父が会社員であり自信が持てなかった』と言っていましたが、本日は極めていい顔色です。
主治医から『もう来なくていい』と言われたと言っています。
文京区立千駄木小学校卒業生です。
札幌の南 邦弘君は、当会および産婦人科開成会の開催時、
『手術を用意しておけ』と言われて、もう20例くらい一緒に手術した気がします。
60才を過ぎると子宮脱手術ばかりになっていました。
2年ほど前から入院者を受け入れられないので手術はできません。
彼は今でも手術をしていて《恩師 辻 啓 先生》の術式が一番だといつも言っています。
漢文の戸村さんのあと、昭和33年開成卒の橋本 弘正先生が同科を担当していて生徒にも人気があり、
この会にもお呼びし出席していただきました。
元検事総長の但木 敬一君は偉ぶらず開成の生徒時と全く変りません。
他の皆さんも昔の通りです。
二次会は10名も出席してくれました。
会場は駅近の’魚民’です。
帰路、橋本先生と松戸まで一緒し、柏まわりにて午後11時前には帰院できました。
先生が『多くの開成会に出席していても、こんな変った会は初めてです。』と感心しきりの様子でした。
【参考サイト】
■東武鉄道 特急リバティ
■柳生駅
■うなぎ丸一
■渡良瀬遊水地
■北川辺産こしひかり
■野岩鉄道
■木賊温泉(とくさおんせん)
■男鹿の湯
■会津アストリアホテル
■ペンションロマネスク
■村上 信夫シェフ 帝国ホテル
■開成高校
■アルカディア市ヶ谷
■恩師 辻 啓 先生
令和4年 10月31日(月)記
川間太田産婦人科医院
院長 太田 八千穂

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