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診療のご案内

生理が2週間以上遅れたら、妊娠している可能性が大きいです。 もしかして・・・と思われた方は、市販の妊娠検査薬(薬局で販売しています)を使ってチェックしてみましょう。

ご自身での妊娠検査の方法

ロート製薬の「!ドゥー テスト・hCGプラス《妊娠検査薬》」は、尿をたった3秒かけるだけで病院での検査に劣らないほどの、かなり正確な結果ができます。 「+」陽性・「-」陰性の表示が出ますが、これは補助的な検査のため、陽性の結果が出たらすぐに産科で確定診断を受けて下さい。 

当院での妊娠検査について

ご自身での検査で陽性の結果が出ましたら、産科へお越しください。当院では下記の検査を行います。

超音波検査

妊娠の状態や胎児の発育状態などを鮮明に、しかも安全に観察することができます。

尿検査

妊娠反応を調べるだけでなく、妊娠中の腎臓機能の障害や糖尿病、妊娠中毒症の早期発見のために、大事な検査です。

血圧測定

血圧は、最高血圧が140mmHg、最低血圧が90mmHgを超えていると、高血圧が心配です。妊娠後期になって血圧が高いときは妊娠中毒症も疑われます。

体重測定

妊娠中の太りすぎは、妊娠中毒症、糖尿などの様々なトラブルの引き金になり、出産時には難産の原因にもなります。妊娠中の体重増加は、全期間を通して、7~8Kg増が理想です。

血液梅毒反応検査

母子健康法で義務付けられた検査です。万が一、陽性と出ても、早めに治療すれば、赤ちゃんへの感染は心配ありません。

貧血検査

血中のヘモグロビン値が11g/dl未満、ヘマトクリット値が33%未満の場合が貧血です。食事療法および鉄剤で治療します。

血液型検査

ABO式、Rh式の検査をします。

感染症検査

感染症にかかっていないか、採血によりお調べいたします。

NST(胎児の心拍数記録)

妊婦さんのお腹に分娩監視装置をつけ、赤ちゃんの心拍数の連続な変化を記録し、おなかの赤ちゃんが元気なことを確認する検査です。

10回胎動カウント

胎動は、赤ちゃんが子宮の中で、元気に発育していることをお母さんに知らせるサインです。当院では、妊娠34週から毎日、妊婦さん自身に「胎動カウント」を記録してもらいます。

※経腟スコープやBスコープを用いて、胎児の成長過程を検査します。