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子宮筋腫とは

成熟期の女性の4、5人にひとりが持つと言われています。
ここでは以下の流れに沿って、子宮筋腫をご説明いたします。

(どんな病気)→(どんな症状)→(診察方法)→(治療方法)→(注意事項)

<診療案内> - <種類と検査法> - <内膜症> - <筋腫> - <子宮脱> - <膣式手術> - <三回結紮子宮摘出術> - <辻啓氏>



子宮筋腫とは、どんな病気?
      
子宮は妊娠や陣痛の時に伸縮する子宮筋層からなり、筋肉の両面を膜が覆う三層構造になってい ます。内側を覆う膜を子宮内膜、外側の膜を漿膜といいます。子宮筋腫筋腫とは、この子宮筋層にできる良性の腫瘍です。

子宮筋腫の発生には、卵巣の働きが関係しており子宮筋腫の芽ともいうべき筋腫核が、卵巣から分泌される女性ホルモンの作用によって増殖し、筋腫になると考えられています。

腫瘍の大きさや数は様々で、性成熟期(子どもが生める体)の女性の大半が子宮筋腫をもっている と言ってもいいほどポピュラーな病気です。
 
   子宮筋腫の発生する場所
    
子宮筋腫は、発生する場所によって大きく3つに分けられ、それぞれ症状も異なります。最も多い場所は筋層内筋腫、次に漿膜下筋腫、そして最後に粘膜下筋腫があります。子宮頸部にできるケースもありますが、95%が下記の3箇所で起こります。
  
     
 筋層内筋腫 
 
  
<子宮の筋肉の中で筋腫が大きくなる>
筋腫が大きくなるにつれ、子宮の内側を覆う子宮内膜が引き伸ばされるため月経痛や月経時の出血が多くなり、下腹部を触るとしこりを感じるようになる
 
 
 漿膜下筋腫
  
  
<子宮の外側に向かって大きくなる>
かなり大きくなっても症状が出にくいため、外から触れて分かるほど大きくな っても、太ったと勘違いしがちである
   
  
 粘膜下筋腫
 
<子宮内膜に向かって大きくなる>
発生率は少ないが、症状は最もはっきりと現れる。筋腫が小さなうちから月経多過や不正出血の症状がみられる
 

 
 
子宮筋腫にはどんな症状があるの?
      
筋腫が小さいうちは、自覚症状が見れらない場合が多いようです。日常の生活に支障をきたすこともなく、生涯無症状の人もいるくらいです。それは成長するスピードや部位にもよるのですが、一般的には、月経多過や不正出血、貧血、動悸、息切れなどが現れます。また、ひどい月経痛や下腹部の痛み、頻尿や便秘などにも悩まされるようになります。以下に症状をまとめてみましたので、ご参考になさってください。内膜症と同じで、不妊症の原因にもなりかねませんので、お早めの診断を心がけてください。
 
     月経のときの出血量が、1枚のナプキンでは足りないほど多い。
     月経のときに、レバーのような固まりが出る。
     月経のときに、下腹部の痛みや張り、腰痛、下痢、便秘などが起こる。
     月経以外の時期に、少量の不正出血がある。
     うすい黄色の水っぽいおりものがある。
     若いのに、頻尿や失禁症がある。
     脚がよく痛む。
 
 
子宮筋腫の診察方法は?
 
    触診(双合診)      
医師が薄い手術用の手袋をつけ、片方の指を膣内に、もう片方の指をお腹において、両方の手指ではさんで診察します。子宮や卵巣、膣などについて、腫れや硬さ、弾力などを調べます。
 
    超音波検査(エコー)      
妊婦が胎児の大きさをみるときに使っているものと同じです。超音波をあて、おなかの中の画像を取る方法と、腟の中に器具を入れて、体の中から直接写す(腟エコー)方法があります。腟エコーのほうが綺麗な画像が取れるため、優れていると言えます。(内膜症と同じ方法)
  
    CT(コンピュータ断層撮影)検査      
コンピュータとX線走査装置を用いて体の精密な断層画像を見ることができます。
 
    MRI(磁気共鳴画像装置)検査      
放射線を使わずに、あらゆる角度から体の中の画像を見ることができます。(内膜症と同じ)CTスキャンよりも、かなり精密な画像が得られます。
  
 
子宮筋腫の治療方法は?
 
    薬物療法    
症状が軽く日常生活に支障がない場合、症状を緩和させながら経過観察を行います。この療法には以下の2種類があります。
  
      
 ホルモン療法
  
<飲み薬や注射などで女性ホルモンの分泌を抑える>
子宮内膜症の治療に用いられる合成ホルモン剤のプセレリンやタナゾール」を処方。エストロゲン(女性のホルモン)の分泌を抑えて、人工的に閉経状態にして、筋腫を小さくしていく。
  
 
 対症療法
 
  
<症状を和らげる>
 ・ 止血剤 ・・・ 月経過多、不正出血
 ・ 鎮痛剤 ・・・ 月経痛
 ・ 増血剤/鉄剤 ・・・ 貧血
薬の使用をやめると再発するが、筋腫が小さく症状の軽い人や妊娠中の人、更年期の女性などに適している。
 
      
 閉経以降は筋腫の発育が抑えられ、加齢とともに萎縮していくため、再発の可能性は小さく自然に治癒していく場合もあります。どちらにしても、定期的に通院して症状に応じたお薬を処方してもらいましょう。
      
 
    手術療法  
月経多過、出血による貧血、ひどい月経痛、不妊、早流産などの弊害が考えられる場合は女性としての生活の向上のためにも、この療法による治療を積極的に考えてみて下さい。
     
     
 筋腫核手術
 
  
<筋腫のみを摘出する>
対象者: 妊娠を希望する女性
問題点: 目に見えない小さな筋腫核は取れないため、再発の可能性が高く、再び手術をしなければいけないケースがある。(治療法としては不完全)
  
  
 子宮全摘出手術
 
<子宮をすべて取り去る>
対象者: 妊娠、出産を終えた女性
問題点: 特になし(再発することがない、完全な根治療法)
種 類 : 腹式全摘手術・・・ 開腹して筋腫を切除
腟式全摘手術・・・ 腟から子宮を引き出して摘出
 


 
注意事項・その他
   
子宮筋腫があると、月経過多になっていることがおおいため、貧血になりやすくなります。その予防のためにも鉄分の栄養補給を忘れずに行いましょう。動悸や息切れ、頭痛、だるさなどの症状もこの貧血が原因で起こることがあります。
 
<鉄分を多く含む食品>
レバー、赤身の魚(カツオ・マグロ)、貝類、海藻類、肉類、小魚、緑黄色野菜(ニンジン)など
  
 



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