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子宮脱とは


生活スタイルの変化によって、若い女性の発病も増えつつあります。
ここでは以下の流れに沿って、子宮筋腫をご説明いたします。

(どんな病気)→(どんな症状)→(診察方法)→(治療方法)→(注意事項)

<診療案内> - <種類と検査法> - <内膜症> - <筋腫> - <子宮脱> - <膣式手術> - <三回結紮子宮摘出術> - <辻啓氏>




子宮脱とはどんな病気?

子宮を支える骨盤内の筋肉や靭帯が緩むことから起きる症状です。特に40歳代後半から60歳代に多く見られます。中でも出産回数の多い女性や、長時間にわたる立ち仕事、下腹部に力の入る仕事に携わっている女性がなりやすい病気です。

子宮が下がる際に、前後にある膀胱と直腸を引き連れて下がってくることがあり、それぞれ膀胱脱、直腸脱、小腸脱と呼びます。

  
子宮脱にはどんな症状があるの?

子宮が腟の中に垂れ下がり不快になるだけでなく頻尿や尿失禁、排尿痛などが起こったり、痛みや歩行困難、腎臓の機能障害が現れることもあります。そういった場合は、手術を必要としますので、生活の質(QOL)を高めるためにも、お早めにご相談ください。

    腟外に脱出していない場合
     腟内に圧迫感や充満感がある 
     下腹部が引きつったようになったり、疼痛がある
     腰痛
     腹圧性尿失禁など
 
    腟外に脱出している場合
     股間の腫瘤感
     脱出感
     排尿障害、排便障害
     出血
     帯下
 
 
子宮脱の診察方法は?
 
立った状態で診察します。膀胱、子宮、小腸脱の程度や弱くなっている部分を調べます。また症状に応じて尿検査、膀胱や腎臓のレントゲン検査、尿失禁の検査などを行います。
 
    超音波検査(エコー)     
妊婦が胎児の大きさをみるときに使っているものと同じです。超音波をあて、おなかの中の画像を取る方法と、腟の中に器具を入れて、体の中から直接写す(腟エコー)方法があります。腟エコーのほうが綺麗な画像が取れるため、優れていると言えます。(内膜症・筋腫と同法)
 
    視診・触診      
医師が薄い手術用の手袋をつけ、患部に直接触れて診察します。
 
    ガーゼパックテスト      
子宮が落ちていない状態で尿もれが起こるかどうかを調べます。
 
 
子宮脱の治療方法は?
    ペッサリング      
まず初めの治療法として、ペッサリーと呼ばれる丸いリング状の器具を膣に挿入します。子宮を人工的に元その位置に戻し、不快感を解消します。

その他、手術法はいくつかありますが、いずれの方法も再発しやすいので、当院では辻啓先生が推奨するように下記の方法で手術を行っています
    膀胱底形成術      
    膣式子宮全摘術
    骨盤底形成術      
上記手術を一度に行い、好成績をおさめております。これら手術は一時間ほどで終了します。
 
その他

子宮脱があるからといって、出産に問題はありあせん。妊娠時に不快症状が増す場合がありますが、ペッサリーを装着することによって症状は減退します。また、この器具が妊娠に悪影響を及ぼすことはありませんので、ご安心下さい。
 



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