ホーム > 院長ブログ

院長ブログ

令和3年7月 、映画とテレビドラマの撮影そして会津高原高杖原

~【映画とテレビドラマの撮影】~
令和3年7月11日(日)午前の診療終了後、映画の撮影がありました。
ある広告会社の資金援助を受けた監督ら合計20名ほどの一行です。
天気のいい日、駐車場において屋外の撮影。
後方の3人が小麦粉をこねて白い物体を作っていました。
若い夫婦を前に夫の不倫相手の女性が何やら強い調子で2人を非難していて、おとなしい妊娠中の妻がたおれこみ吐いていました。
その吐瀉物が夫にかかるのですが、その液体を作っていたのです。
夕方、雷雨の中、そのシーンの撮影がありました。
不倫女性の声が大きく演技がうまいのでしょう。びっくりしました。

この6月の日曜の夜7:00から2時間ほど、
10人くらいがどやどやと来て手術室を中心に下見してゆきました。
普通2人くらい通りいっぺん数十分ほど見て帰ってゆき撮影にはなりません。
この集団は真剣さがはじめから伝わってきました。
すぐ決定することになり、この日の撮影になりました。
室内は手術室の撮影となりましたがその内容は知りません。
人数も少なく何か一生懸命さが見受けられました。
30分ほどの映画にしてスポンサーに示し資金を確保し、次の映画を作るといった流れだと聞きました。
大雨になってしまいもう一度撮影させてもらいたいという意向が聞こえてきました。
20名は20-30代くらいと思われる若者たちでした。

令和3年7月13日(火)
午後5:00 東京某テレビ局の深夜ドラマの撮影がありました。
すでにこの6月に2日にわたり撮影がありました。
この集団は50人くらい、バス3台、ルーフ付トラック5台、乗用車5台ほど、一番大がかりな一団でした。
かなり年齢のいった人も多くいて、前回の映画の若い人たちとははっきり異なります。

毎週水曜深夜、正確には木曜日午前、12回放映と聞きます。
7月8日(木)、15日(木)、22日(木)、29日(木)と続きました。
眠いのを我慢して見ました。
当院の玄関、待合室、診察室、それに手術室と沢山出てきました。
”川間太田産婦人科病院”と名前までありました。”医院”ではなく”病院”にしてくれました。

新型コロナウィルス感染によるのでしょう、
極端に受診者が少なくなり、何もしないければそのままです。
医療機関を撮影に使わせてもらいたいという申し出はありがたいことです。

手術室において人口妊娠中絶術を行うシーンがありました。
いつも中絶手術は外来にて行いますが、1例だけ手術室を使ったことがあります。
埼玉県熊谷市の女性でした。ぜんそく持ち、未産婦、けっこう週数もいっているやっかいな症例でした。
あらかじめラミナリアを挿入し、翌日、麻酔科の先生を呼び手術しました。

撮影に使わせてもらいたいと、野田市出身の青年が飛び込み状態にてやってきたのがはじまりです。
もう10年近く前のことです。
写真をやり、イタリア料理店のホール係の後、
撮影に使わせてもらえる場所を探す仕事についたといいます。
ある損害保険会社の動画広告でした。
けっこうよく撮れていました。

次は、別のテレビ局のドラマ(宮〇み〇きミステリー 〇ーフェクト・ブルー)でした。
T・Mという女性が主役でした。

その撮影日近くの日、
東京オリンピック、パラリンピック事務総長に《武藤 敏郎君》が着任、
昭和37年《開成高校卒一同》が集まり、励ます会が開かれました。
御嶽山の噴火の日でした。
彼とは中学3年のとき同じクラスになり、高校3年間はとなりの組でした。

その他、秋葉原AKB48の方々出演のTVドラマ、
K・Kさん、H・GさんのTVドラマの撮影がありました。
ともに異なる年の2月の暖かい日でした。
本番直前のK・Kさんの様子は迫力があり、近寄りがたい雰囲気でした。

また、日本某TV局のドラマに女優《藤吉 久美子さん》が来ました。
福岡県久留米市の産婦人科開業医の娘さんと聞きます。
妹さんが開成の二十年くらい下の医師と結婚しています。
産婦人科開成会および当院に近い柏市にて開業しているため子宮脱の症例を紹介してくれ、
一緒に《恩師 辻 啓先生の術式》の通り手術しました。
そんな関係によるのでしょう、挨拶に来てくれましたが、たまたま私が手術中だったため会えませんでした。
撮影班のつてにより連絡を試みましたが、辿りつけませんでした。
次の機会を待ちましょう。

開院したての数年間、東京大学産婦人科講師の先生が手術を手伝ってくれました。
膣式手術に興味があったのでしょう。
初めて来院したときに『アカデミックな建物ですね。』と言われました。
東京本郷の東大講内の建物の壁の色とほぼ同じだったからと理解しています。

ある一部上場の建設会社の副社長になられた方の奥様がごく早期の悪性変化がみつかり私が手術しました。
それがよほど有難かったのでしょう、『一番の札(ふだ)』により当院を建設してくれたのです。
ドラマには当院の建物の玄関が映り満足できる絵になっています。


~【会津高原高杖原】~
急に決まった三連休です。
家族は海に行くことになり、誰もいない軽井沢へは行きたくありません。
するとおのずと会津高原高杖原になってしまいます。

令和3年7月22日(木)
9:34 リバティ会津 春日部発。
駅では『この列車をふくめ続けて3本の特急は本日満席です。』とアナウンスしていました。
前日、川間駅にて求めておいて良かった。

11:59 会津高原尾瀬口着。
歩いて《そば おり田》へ。
暑いなか中ビンビール1本と天ぷら盛合わせとせいろ大を注文しました。
3人組のバイクのツーリング客と家族づれの2組です。
ついおいしくてもう1本ビールを飲みたかったのですが我慢しました。
8名のツーリング一行が来ましたが、おかみさんは断っていました。
『年だからガツガツしない。』とつぶやいていました。

14:10 のバスが最終となり乗りました。
以前の月曜日の午前の診療後、特急リバティに乗り、
同駅17:00ごろの最終バスがありましたが、今はありません。
『来るな』と言われている気さえします。

《木こりの店》にて下車しようとしたのですが、今日は休み。
仕方なく八総にて下車。
《ペンションロマネクス》に連絡し迎えに来てもらいました。
着いたらすぐ部屋に入り休みました。
私の他に客は、田代山に登ってきたという私と同じ老男性1名、
明日、尾瀬に行くという女性客2名、小学生の男の子を連れた夫妻の3名、
男女の子供たちと一緒の中年夫妻4名でした。

常連はさておき、3組は《るるぶ》により来たといいます。
オーナーが《帝国ホテル 村上信夫シェフ》の指導を受けたということが集客に役立っているのでしょう。
この日の夕食はビシソワーズとビーフシチューでした。
前者は開店以来3回目だと言っていました。
じゃがいも、玉ねぎ、バター、クリームそれに牛乳の冷たいスープです。
はじめて知りました。
考えてみると、このペンションにおいて教えられたのは、
フレンチトースト、シャリアピンステーキ、桃入り冷製スープ、赤かぶのコンソメスープ、
そして今回の”ビシソワーズ”です。

1年ほど前(軽井沢新聞に)軽井沢の店がそろって”フレンチトースト”を提供するという記事を見つけました。
食していませんが、おそらく蜂蜜のかかったものなど、やたらと甘い味ではと想像したりしています。

医院にいては窓を開けることはなく空調を使います。
夜間でも、ここでは窓の1/4くらいの網戸を開けっぱなしにしています。
良い風が入ってきます。
風邪をひかないよう注意していますが、考えてみるとなんと贅沢なことでしょう。

令和3年 7月23日(金)
9:44 八総バス発車、10:00すぎ会津高原尾瀬口着。
《そば おり田》は11:00開店といい、それまで待ちました。
天ぷら盛合わせとせいろ大。
おかみさんが『おたがい年だからノンアルコールにしたら。』と言ってくれ、その通りにしました。
当店は南会津産のそば粉を使っていますと表示があります。
どこかほんのり甘い味がしました。

《ペンションロマネスク》のオーナーといい、この《おり田》の店主といい、
ともに80歳代です。2人に敬意を表したい気持ちです。

12:04 下今市行 会津高原尾瀬口発、
鬼怒川温泉にて特急スペーシアに乗り換えられますが、このまま乗車することにしました。

下今市-新栃木-南栗橋と乗り継ぎ帰りました。
途中15:00、転送の携帯電話が鳴り、受診したいという女性に16:40 に来院するように伝えました。

 

【参考サイト】
武藤 敏郎氏

開成高校卒

藤吉 久美子さん

恩師 辻 啓先生の術式

そば おり田(南会津)

木こりの店(南会津)

ペンションロマネクス(南会津)

るるぶ

帝国ホテル 村上信夫シェフ

シャリアピンステーキ

 

令和3年7月31日(土)記
川間太田産婦人科医院
院長 太田 八千穂

院長ブログ
月別のアーカイブ
2022年8月 (1)
2022年7月 (1)
2022年6月 (1)
2022年5月 (1)
2022年4月 (1)
2022年3月 (1)
2022年2月 (1)
2022年1月 (1)
2021年12月 (1)
2021年11月 (1)
2021年10月 (1)
2021年9月 (1)
2021年8月 (1)
2021年7月 (1)
2021年6月 (1)
2021年5月 (1)
2021年4月 (1)
2021年3月 (1)
2021年2月 (1)
2021年1月 (1)
2020年12月 (1)
2020年11月 (1)
2020年10月 (1)
2020年9月 (1)
2020年8月 (1)
2020年7月 (1)
2020年6月 (1)
2020年5月 (1)
2020年4月 (1)
2020年3月 (1)
2020年2月 (1)
2020年1月 (2)
2019年12月 (1)
2019年11月 (1)
2019年10月 (1)
2019年9月 (1)
2019年8月 (1)
2019年7月 (1)
2019年6月 (1)
2019年5月 (1)
2019年4月 (1)
2019年3月 (1)
2019年2月 (1)
2019年1月 (2)
2018年12月 (1)
2018年11月 (1)
2018年10月 (1)
2018年9月 (1)
2018年8月 (1)
2018年7月 (1)
2018年6月 (1)
2018年5月 (1)
2018年4月 (1)
2018年3月 (1)
2018年2月 (1)
2018年1月 (2)
2017年12月 (1)
2017年11月 (1)
2017年10月 (1)
2017年9月 (1)
2017年8月 (1)
2017年7月 (1)
2017年6月 (1)
2017年5月 (1)
2017年4月 (1)
2017年3月 (1)
2017年2月 (1)
2017年1月 (1)
2016年12月 (1)
2016年11月 (1)
2016年10月 (1)
2016年9月 (1)
2016年8月 (1)
2016年7月 (1)
2016年6月 (1)
2016年5月 (1)
2016年4月 (1)
2016年3月 (1)
2016年2月 (1)
2016年1月 (2)
2015年12月 (1)
2015年11月 (1)
2015年10月 (1)
2015年9月 (1)
2015年8月 (1)
2015年7月 (1)
2015年6月 (1)
2015年5月 (1)
2015年4月 (1)
2015年3月 (1)
2015年2月 (2)
2015年1月 (2)
2014年12月 (2)
2014年11月 (1)
2014年10月 (1)
2014年9月 (1)
2014年8月 (1)
2014年7月 (1)
2014年6月 (1)
2014年5月 (1)
2014年4月 (1)
2014年3月 (1)
2014年2月 (1)
2014年1月 (3)
2013年11月 (1)
2013年9月 (1)
2013年8月 (1)
2013年7月 (1)
2013年6月 (1)
2013年5月 (1)
2013年4月 (1)
2013年3月 (1)
2013年2月 (1)
2012年12月 (1)
2012年8月 (1)
2012年5月 (1)
2011年7月 (1)
2011年5月 (1)
2011年4月 (11)