令和2年11月 、会津高原尾瀬口は晩秋と初冬、軽井沢は小春日和
~会津高原尾瀬口は晩秋と初冬~
■令和2年11月10日(火)
休診日。
NHK朝ドラマ『エール』を見て新聞に目を通し川間駅へ。
9:34 リバティ会津 春日部発。
一緒に行った人は前回の院長ブログに書いた不動産会社の退職者です。
新鹿沼あたりまで快晴、銀杏の黄色が鮮やかでした。
鬼怒川温泉あたりから曇、山王トンネルを越え会津に入ると車窓に無数の白いものが見えました。
大量の羽虫かと思いましたが雪であることが判明しました。
予想していなかったから驚きました。すっかり冬です。
11:59 会津高原尾瀬口着。
そば《おり田》まで歩く。店には明かりがついていません。
戸を開け声をかけると主人が出てきて電燈をつけてくれました。
中ほどの席に着こうとするとストーブのある手前の席にしろと言われました。
やまめの南蛮漬け、天ぷら、せいろそれにビールを注文。
しばらくするとおかみさんが出てきました。
色々な話になりまりました。ビール中瓶4本。
(途中、新しい客から)電話が入り、これから行くというものの来ませんでした。
雪によりスタットレスタイヤに変えるのが出来なかったのではないかということになりました。
従って3時間ほど貸切でした。
彼がしみじみした口調で『こんな贅沢な時間はありません。』と言いました。
はじめ《夢の湯》に入って帰ろうと言っていましたが、前回同様、川間にもどり飲み直そうということになりました。
15:17 リバティ会津 会津高原尾瀬口発、17:41 春日部着。
新高徳から乗車してきたゴルフ帰りの一行、酒を飲み大声を出し大笑い。
車掌が来て注意され静かになりましたが、彼が『一昔前の常磐線ですね。』と言いました。
確かにその通り。しかしどこか微笑ましい感じがしました。
今どきの私鉄の特急列車においてこのようなことが起こるのは、やはり東武鉄道の他には考えられないという結論になりました。
午後5:00過ぎ、当院のすぐ近くの寿司《来人喜人》に着きました。
とろいわし、カワハギ、それに大間のまぐろ、さらに鉄火巻。
私は生ビール1杯、ハイボール2杯、彼は生ビール5杯飲みました。
会津高原尾瀬口駅から見た山は上1/3は雪、下2/3は紅葉でした。
季節の変り目にめぐりあうことが出来た誠に楽しい一日でした。
~軽井沢は小春日和~
■令和2年11月22日(日)
当番医。
■令和2年11月23日(月・祝)
朝ドラマと新聞いつもの通り。川間駅へ。
丁度、区間急行大宮行に乗れました。
春日部まで各駅停車、春日部の次は岩槻、そして大宮。
何かすごく得をした感じです。
9:58 はくたか 大宮発、10:34 軽井沢着。
しなの鉄道にて中軽井沢へ。
駅からすぐ近くの《新宿スカラ座》へ。
開店時間の午前11:00に入店しました。
コーヒーを注文、5分もしないうちに男性が来店。
軽トラック3台分枯葉を運んだ。東京消防庁を退職し中軽井沢に住んでいる。
いい所だと言っていました。ママをふくめ話しました。
《風越学園》の話になりました。
《ISAK JAPAN》の代表理事 小林 りんさんも子供を同学園に入れたと話してくれました。
正午を知らせる大きな音のチャイムが鳴りおどろきました。
同校を卒業したらどこの高校に行かせるのですかと私が聞くと、《ISAK》と即答しました。
どうしてと尋ねると、商社マンだからというママの答が返ってきました。
しばらくして店を出て《玉川食堂》へ。
ざるそばを注文。この店のそばがおいしいと先のママが教えてくれました。
それから歩いて《ハルニレテラス》へ。
多くの人がいました。車も満車。
さらに歩いて山荘へ。
午後2:00には着けました。
孫たちは帰ったと言います。
ソファに座り外を眺めると葉が落ちた林が見通せます。
なぜか落ち着きます。
夕食はカミさんと缶ビール1本とチリ産赤ワイン1本を飲みました。
はじめて中軽井沢に来たのは敗戦間もない昭和30年あるいはその前年の夏、家族とともに来ました。
もちろん駅名は沓掛でした。
星野のいすゞのボンネットバスに運転手ともう1人いました。
運転手の帽子に武田味噌と名が入っていました。
運転手の帽子は、なぜか戦闘帽に見えました。
峰の茶屋に至る湯川沿いの国道は工事中。 1つ小諸よりの道をバスは進みました。
舗装されていない道はびっくりするほどの悪路。大きく揺れました。
今になって思うと、その通りはロイヤルプリンス通りであり、上ノ原という趣のある別荘地です。
東急が分譲した記憶があります。
もう1つ同地について印象に残っていることがあります。
昭和50年代半ば、カミさんが子供たちを連れて一夏軽井沢で過ごしていました。
やっと時間を作って中軽井沢駅に降りたつと、
簡単な雨ガッパを着けた長男が『お父さん』と声をかけてくれたこと。
その顔の表情が甦ります。
そのようなことをカミさんと話しました。
■令和2年11月24日(火)
帰り支度をして山荘を出て駅前の《モン・ルー》に午前11:30開店と同時に入りました。
前回と同じくすぐ満席になりました。
後期高齢者と思われる男性が本日のランチを食し、ホンダのカブ号に乗って帰っていきました。
やはり定年を機に軽井沢に定住した人と見えました。
あと老婦人と若い女性達がいました。
カミさんの運転により《軽井沢チョコレートファクトリー》へ。
中学校の健診の際、出してくれた《軽井沢ラスク》の店。
この前を何回も通っていましたが、今度のことがなければ知らないまま過ごしたと思います。
若い女性中心、ペットとして連れられた犬がうるさく吠えていました。
職員へのおみやげを買い、店を出、カミさんとも別れ軽井沢駅まで歩きました。
《軽井沢書店》に立ち寄りました。
前に来た時よりさらに充実している感じがしました。
11月21日(土)の日本経済新聞の一面下の広告に鉄道ジャーナルがあり『只見線再開2022復旧工事が進む』という文言を見つけ、同店にて立ち読みしました。
昭和40年前後に上野~郡山~会津若松~会津大塩と、1日かけて温泉に着いた記憶。
その辺りがひどく被災し復興している写真が掲載されていました。
数年前、少額の復興金を寄付しました。
《斉藤 清》さんの木版画がよく表現されている。
柳津温泉に泊まり、同画伯の美術館を訪れてみたいと思っています。
昼下がりの国道沿いの道は明るい陽差し天気の良い暖かい小春日和のプロムナードでした。
《ぼくの伯父さん》《そよ風と私》《アマポーラ》それに《カミニート》といった楽曲を思い浮かべました。
抑制の効いたやや人生を否定的にとらえたアルゼンチンタンゴではなく、肯定的な曲がふさわしい気がしました。
年齢からして《アマポーラ》がいいかと感じました。
14:59 あさま 軽井沢発、15:46 大宮 着。
午後4:30には帰れました。
帰ってから、軽井沢、特に教育について考えてみました。
突然ですが2年ほど前、神宮球場における早慶戦をNHKテレビによる中継を見ていたところ、
慶應の投手交代、出てきた選手の出身校が野沢北高校とアナウンスされているのを聞きました。
聞いたことのある名だなあと思っていると、しばらくして軽井沢のとなりの佐久市の高校だと思い出しました。
また、テレビ東京の番組に『東京に近い田舎』として群馬県板倉町がとり上げられていました。
『お主も悪よのう』という決まり文句の悪代官役の俳優 田口 計さんが出演していました。
日光、鬼怒川温泉、会津高原尾瀬口、東武特急の通過地です。
田口さんが旧臼田中学・現長野県立野沢北高校の出身だと知りました。
東京大学英文科卒、役者としては珍しい存在。
信州教育はある程度評価されています。
軽井沢に幼稚園、小学、中学校教育という、極めて実験的教育機関が出現したのです。
コロナ禍によるのでしょうか、リモートワークによりますます軽井沢が注目されると思われます。
《風越学園》の創設者は本城 慎之介さん。
北海道音別町生れ、函館ラ・サール高校から慶應大総合政策学部卒、楽天の三木谷 浩史さんと働き副社長になられ、思うところあり同学開設にたどりついたということです。
佐久市には野球、陸上などにおいて最近耳にする佐久長聖高校があります。
スポーツに名が出ると学力も向上すると一般的に言われていると聞きます。
日本もどんな時代を迎えるのでしょうか。
軽井沢はますます注目されることでしょう。
【参考サイト】
■そば《おり田》
■夢の湯(会津高原)
■寿司 来人喜人(川間)
■新宿スカラ座(軽井沢)
■軽井沢 風越学園
■ISAK JAPAN
■玉川食堂 (中軽井沢)
■ハルニレテラス
■モン・ルー Mon loup(軽井沢)
■軽井沢チョコレートファクトリー(軽井沢ラスク)
■軽井沢書店
■斉藤 清(斉藤 清美術館)
■ぼくの伯父さん♪
■そよ風と私♪
■アマポーラ♪
■カミニート♪
令和2年11月30日(月)記
川間太田産婦人科医院
院長 太田 八千穂
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